一枚のマゾ絵からストーリを膨らませてお届けするワンショット物語です。

その23 荷運び牡奴隷

20kgのトランクを背負わされて御嬢様に鎖で引かれる牡奴隷

 牡奴隷UW328号はある大きなお屋敷に済む家族に購入され、使用される事になった。
 29歳の彼を使うのはもっぱら17歳のお嬢様、えみり様だった。
 えみりは意地悪で残酷な性格を持つ女性で、この牡奴隷を徹底的に嬲って楽しんでいた。
 両手を吊るして鞭で血が出るほど打ち据えて、牡奴隷が泣き叫ぶのを見て笑いながら罵っていた。
 それに飽きると、散歩という言葉を使い、牡奴隷に20kg以上ある思いトランクを背負わせ、もちろん手枷、足枷を嵌めたまま裸足で歩かせた。
 ずっしりと重いトランクを不自由な手で抱えお嬢様に首輪を引かれ、よろよろと情けない姿で歩く牡奴隷。
「328号、もっと早く歩けないの、このノロマ!」
「お、お嬢様・・・お願いですもう少しゆっくりと・・・お願いでございます」
「ふ〜ん、お前奴隷のクセに私に命令するんだ?」
「そ、、そんな・・・・・お願いでございます・・・足が・・・足が痛くて・・」
「そう、いいわ、それなら今度から靴を履かせてやるわ、画鋲を敷き詰めた特別な靴を用意してあげるから、楽しみにするといいわ、あはは・・」
「ああ・・そんな・・お嬢様・・申し訳ございませんでした・・・お許し下さいませ・・・もう二度と言いませんから・・・お願いです・・・お嬢様」
「お前は生きてる価値もない能無しで役立たずの最低の生き物だって事がまだ分ってないみたいね」
「お許し下さいませ・・お嬢様・・」
「ふふふ・・・1時間ほど散歩するからね。途中カフェで私はお茶するけど。お前は外で立ったまま待つのよ。もちろんそのトランクは抱えたまま。もしそれを落としたら直ぐにお前は廃棄処分だからね」
「はい・・・お嬢様・・・・」
「ほら、さっさとお歩き、このグズ奴隷が!」
サンダルの高いヒールで腿を蹴られ、さらに足の甲をそのヒールで踏みつける、えみり様・・・ 
「あああ・・・えみり様・・・お嬢様・・・お許し・・・お許し下さいませ〜」
「ふふ・・奴隷、痛いか?もっと泣けほら!」
328号の目からは涙が溢れていた。

Sadistic Slave Masochistic Mistress Vol.1
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