一枚のマゾ絵からストーリを膨らませてお届けするワンショット物語です。

その8 御礼・感謝のキス


女御主人様への御礼のキス

「ほら、何もたもたしてるのよ?女御主人様が帰ったら直ぐに玄関で御礼のキスをするのが奴隷の礼儀でしょう」
「申し訳ございません、女御主人様・・・・ただ本日はオープントゥのサンダルをお履きになっていらっしゃるので・・・」
「うふふ・・そうねえ、お前のような身分の低い卑しい奴隷が私のストッキングの爪先にキスするなんて気か引けるのよねぇ?」
「は、はい・・その通りでございます。女御主人様」
「おだまり!出掛ける時だったら絶対に許さないけど今はもうこのパンストは脱ぎ捨てるだけだからお前のような奴でも許すのよ。せいぜい心を込めてキスするのよ、いいわね!」
「はい、女御主人様」
「さあ、おやり。感謝の言葉を忘れるんじゃないよ!」
「女御主人様・・本日もわたくしめのような者をお使い戴く事・・この上ない幸せでございます。女御主人様にお喜び戴けます様に誠心誠意お仕えさせて戴きます。どうかご存分にお使い下さいませ」
そう言ってつま先にうやうやしくキスをする男奴隷・・・・・・・
満足そうにそれを見下ろす女性の姿は神々しくさえ見える。
「ほら、さっさと靴を脱がせなさい!」
こうして今日も奴隷は一晩中、彼女の気まぐれに泣き叫ぶ事になる。