一枚のマゾ絵からストーリを膨らませてお届けするワンショット物語です。

その29 お嬢様の叱責

お嬢様に対して失礼な言葉を言い、叱責される牡奴隷

「お前、私に対して何て言ったの?もう一度言ってごらんなさいよ!」
「も、申し訳ございません・・お、お嬢様・・どうかお許しを・・」
「何て言ったかって聞いてるのよ、ボケ!さっさとお言い!」
牡奴隷はピアノ線入りの拷問用鞭を振るう、お嬢様につい・・”もうやめて”と言ってしまったのだった。
「うん?言えないのこの豚、それじゃあこの口は必要ないわね」
何度も蹴り飛ばされて仰向けに倒れていた牡奴隷の口を、紺のハイソックスを履いた足裏で塞ぎ体重をかける。
「ううう・・うぐぐ・・・」
「ほら、何て言ってるか分からないわよ。この豚奴隷!」
「うふふふ・・このまま息を止めてやろうか?」
苦しそうに悶える牡奴隷を見下ろしながら楽しむお嬢様。
「お前は私にこうして痛めつけられるために存在してるのよ。私が甚振るのを止めたらお前は生きる理由をなくすのよ。これがどういう事かいくらバカなお前でも分るわよねぇ?」
「うぐぐぐ・・・ほひゅ・・ふひふふぁふぁい〜」
「何て言ってるか分らないって言ってるでしょう!」
「何なら、今ここで廃棄してやってもいんだよ。ククッ・・」
お嬢様がそう言って足を離すと奴隷はすぐさま、足下に土下座する。
「お嬢様・・お願いです・どうか廃棄だけは・・・お許しくださいませ。もう二度とお嬢様にご不快を感じさせるような事は致しません・・・どうか・・どうかお許しを・・・」
「それだけ?」
「ああ・・ど、どうかお慈悲でございます。先程戴いた鞭でもう一度ご存分にわたくしめの体をお打ちくださいませ。どうか・・どうか・・・」
「そう、そんなに言うんなら、もう一度たっぷりと打ってあげるわ。ありがたく思いなさい!」
「はい、お嬢様・・・ありがとうございます」
その後、その部屋からは獣の雄叫びにも似た奴隷の悲鳴とお嬢様の楽しそうな笑い声が延々と聞こえていた。

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