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◆なるくんさんからのご投稿
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幻想牡奴隷 転落集


短編マゾ絵物語「人間遊具鞭地獄」


大人になった里香は、嗜虐指定公園の管理課に勤めていた。
短大を出て今年で2年目、里香は初めて遊具の整備を任された。
(ポニープレイの遊具は、下腹と、膝から尻たぶにかけてを叩く…)
研修で覚えた事を思い出しながら、「ガチャッ」とドアノブを開ける。
第26-5調教室に入った途端、里香の双眸に懐かしい後ろ姿が飛び込んできた。
「あっ、おまえ亮太でしょう!?」
「う”あ”あ”ッ、里香御嬢様お懐かしいですっ!」
「すぐわかったわ、あー亮太まだ人間に戻れてないんだ」
里香は子どものとき、同い年の亮太を臨海学校で誘惑して転落させた。
それからよく亮太に、ひたすら立たせておくという過酷な折檻を課したものだ。
立たせるのが4時間を超えると、だんだんと亮太の両足の間は開いていく。
この二脚で体を支え、両腕がもげるような吊り地獄から逃れているのだ。
だから、全頭マスクとペニス・カバーで体の隠れた牡奴隷YM417号が亮太だと、里香には一目でわかった。
「去年、会社の女どもの罠でまた転落したんです、里香御嬢様」
「ふぅん、全然歳月奪えてなかったんだつまんない」
里香がポロッとこぼした本心。YM417号が歯をカチ鳴らして黙り込むには、充分な何かを秘めていた。
自身の残酷な性根にYM417号が怯えてるなんてつゆ知らず、里香は左右兼用のエナメル・グローブ越しにペニス・ケースや陰嚢を触る。
里香は一通り感触を楽しむと、よくしなる短鞭を持ち直して勢いよくバシバシバシバシバシとYM417号の尻を叩き始めた。
YM417号のギャーーッという叫びやグッオオオォォという呻き声が、第26-5調教室に木霊する。
これはもう、牡の獣の吠え声だ。その嘶きは両隣の調教室にも少し漏れるほどだ。
(ああいう声って、こうやって出てるんだなぁ…)
里香は大人の男を鞭でぶつのは初めてだった。
30発もしないうちに、里香は短鞭を小脇に挟んでエナメル・グローブを左手に着け替える。
(次は鞭痕がクッキリつくように、1回ずつ、よく食い込むように叩かなくちゃ)
グォォォォァァァと微かに呻き、荒い息遣いで全身をピンッと張るYM417号。
その後ろ姿に里香はしばし見惚れてしまい、そして(ハッ、)と気が付く。
里香はYM417号の尻のあたりを見つめ、そしてドチッ!と短鞭を食い込ませるのだった。


「女性会社員の奴隷監視」

2000人が働く大企業の学童保育館を、暖色の常夜灯が照らす。
学童保育館2階のトイレ(ドアなし)の前。
ここでパイプイスのシートに尻をうずめて、相沢志保子は3方向を見守っていた。
階段、廊下、そしてトイレの中。
トイレの床は、ピンク色のモザイクタイルで覆われてる。女子トイレ。
築25年の水洗トイレだ。手洗い場の前には大きなスノコが1枚、敷いてある。
志保子は、雄太がスノコの上で身悶えするのをしばし眺めていた。
-五年生の六月で、人間としての寿命が尽きる子もいるのねえ。
動物の寿命の話、児童書のグリム童話だったっけ。
牡奴隷の期間、今日で2週間が過ぎたね。雄太。
雄太は今日も、夜勤の女性に足を向けて就寝してる。
体ぜんたいを監視したいから、薄汚れた足裏を見せて寝そべるよう躾けたんだ。
雄太は自らの腕枕で仰向けに寝そべりながらも、ハァハァと息を荒げて寝苦しそうだ。
熱い常夜灯がトイレの前にあるせいで、雄太からはわたしがあんまり見えてない。
光が、眩しすぎるせい。ほとんど、わたしのシルエットしか見えてない。
そのぶん、わたしからは雄太のからだが良く見える。
時折、腹筋を捩って跳ね上がる雄太。
顔には「虫ケラ」「尻さわり」「ゆうた」と、油性ペンで書いてある。
落書きの下にはたいてい赤紫の擦過傷か、青黒い痣ができてる。
鼻はダンゴ鼻になってるし、耳たぶだって両方とも痛々しい。
耳たぶを常日頃から抓んで引っ張ったり、ビンタとかグーパンチした痕がある。
黒猫褌の前張りで隠れたチンタマ以外は、どこを見てもこんな感じだ。
それに加えて、全身が汗ぐっしょりでテカテカしてセクシーだ。
ボディオイルでも塗ったようなテカテカは、今も雄太のきめ細かい肌を玉の汗が滴ってる証拠でもあった。
無数の細かい古傷と、決して少なくない生傷にたくさんの汗が滲みる。
雄太の大きい背中、尻たぶ、両脚の裏側はスノコに擦れる。
激痛は計り知れない。
ここまで聴こえてくる歯軋りは、寝相なんかじゃない。
雄太の肌がテカテカしてるのは脂汗が多いからかしら…。
でもゼッタイ、それだけじゃない。
黒猫褌は、前張りの四隅が浮き上がっていた。
天井に向いて真っ直ぐ突き上がる、いやらしいテント。
雄太の2週間は、射精禁止の期間でもある。
雄々しく性徴した健康な男の子。
限界は、とっくに過ぎてるはずだ。
わたしは、足を組み替えた。パイプイスが、ギチギチッと鳴る。
雄太はビクッと、反射的に両手をぎゅっと握りしめた。
黒猫褌が締め付ける腰をもじもじと動かす雄太から、低い呻き声が漏れる。
前張りのシミが、また濃くなる。
仮性包茎。大人の手じゃ一掴みにできないほど、少ししか陰毛が生えてない。
雄太の剛直は黒猫褌に擦られ、締め付けられ、狂おしい刺激が体じゅうを奔り回る。
行き場を失った、刺激。
射精衝動を阻むのは、雄太の骨身に滲みた鞭の痛みだった。
体が勝手にのけ反って、跳び上がって、失神するほどの激痛。
よく撓る硬い鞭はそもそも人間用の鞭ではなく、雄太の肌身に食い込ませるのは酷だった。
早くも日焼けした浅黒い体で、がんばる雄太。えらい。
どのみち、明日はこれでまた雄太を叩く。
手洗い場の下の雑巾掛けに、わたしのパンティを隠しておいたのだ。
洗面の時間の後のわずかな隙にヒモパンを巻きつけて固く結わえて、上から雑巾を被せた。
明日は、雄太がこれをいつぬすんだのか訊く。
雄太がこれをどうやって隠したのか、訊く。
正解は、トイレ掃除を抜け出して更衣室へ行き、ぬすんだパンティは畳んで黒猫褌の中に隠す。
雄太、解いてくれるかな、わたしのなぞなぞ。
世界一のなぞなぞは、わたしのココロよ。
雄太にキスしてみたくなったけど…
さっきまで全フロアを犬歩きで回って、宿泊してる女の子全員の上履きにキスした唇に…
この唇を重ねるのはイヤだ。
あっ……
「カリ先からタマ袋までが溶ろけたように疼いて」苦しいに違いなかろう雄太は、わたしが教えたオマジナイで耐え抜こうとしてる。
雄太は右手の人差し指で、右脚の付け根にカタカナを書く。
遇う女性すべてが雄太の女御様であるけれど、こっそり誰かを好きになるのは雄太のじゆう。
それだけ、雄太に教えてあげたことがある。
わたしが見てるのを知ってか知らずか、雄太は「リホノドレイ」を力強く書いた。
雄太の汚い肌を這う指は、油性ペンの淫語やオメコマークを縦断横断して進む。
10本以上の蚯蚓腫れと重なるのに、雄太の指は肌を離れる事がなかった。
太い蚯蚓腫れ、短い蚯蚓腫れ、新しい蚯蚓腫れ、古い痕、どれもが雄太の指を阻めなかった。
ノを5回書く事なく、雄太は睡魔を捕まえた。
雄太のいびきは、大人の牡奴隷みたいに大きかった。
交替の後ですぐ、里穂ちゃんの親友の早香ちゃんの下履きをゲタバコの後ろへ放り投げよう。
わたしの決意は、固い。
パンディドロとクツかくしの折檻、何にしよう。
ぜんぶ鞭だけだと、雄太がショック死するかもしれないから絶対ダメ……。


「学校の怪談・異次元の入れ替わり」


木造校舎の旧5-1教室は、異次元につながってる。
同じ時間を過ごしていながら、そこは全く違った世界だ。
異次元では旧5-1教室と同じ場所に、なんと置屋がある。
置屋と旧5-1教室は、すごく似てる。
たとえば、女子トイレの個室みたいに間仕切りが並んでる。
間仕切りは、六年生が背伸びしたぐらいの高さだ。
個室は、スノコ一枚敷いたらいっぱいになるぐらいの狭さだ。
そして個室の奥の間仕切りには、鉤がついてる。
体操着のナップ袋を吊っておく鉤だ。
旧5-1教室の奥の方の個室では、鉤じゃなくて棚になってる。
棚の裏側には、写真を挟むための台紙が貼ってある。
台紙は、蓄光プリントで二色の写真が挟んである。
写真に写ってるのは、うちの女子の誰かだ。
スノコは、特に固定されたりとかはしてない。
短い方の両端にだけは、跳ね上げないよう角材が打ちつけてある。
でも、ふつうに持ち上がる。
スノコの下は、小物を隠しておく定番。
女のパンツとか、女先生の更衣室のロッカーの鍵とかを隠す奴は絶えない。
大きめのお守り袋を結わえておき、そこへロッカーの鍵やら何やらを隠してたツワモノもいる。
お守り袋は、女先生が目印にするためとかで結わえておく場合が多い。
だから、掃除や点検のときも見逃されがちなんだ。
個室の前の通り道には、よく別の間仕切りが立ってる。
別の個室の壁だったり、通り道を2つに分けるための衝立だったりする。
こんな旧5-1教室と、置屋には一つだけものすごい違いがある。
置屋のスノコの上では、うら若き女性とオッサンやオニーサンが毎晩セ○△□してる。
うら若き女性に、粗末な紙製の黒猫褌をやさしく解いてもらって、…ごくっ。
それからペタペタチュパチュパ、ペッティングしたりしてもらったり!
暗がりの中でうっすら浮かび上がる女体は、この世のものじゃない。
あんなに美しいものは、気持ち良いものは異次元にしかない。
そうだ。
空間が重なってるせいか何か知らんけど、旧5-1教室ではときどき体が入れ替わる。
スノコの上でうら若き女性を待つ男の人と、男児奴隷が入れ替わる。
体は異次元へ行けないけど、つまりおれが大人の男の人の体に入れ替わってイイコトしたんだ。
入れ替わった体でも、射精管理の苦しさが尾を引いてすぐイッてしまう。
だから駆けつけイッポンで思いっ切りセ○△□してから半時間ぐらい、いろんな話とかジャレ合いもできる。
本当だぜ。
置屋のアラームが鳴ると一瞬で体は元に戻るから、すごいさびしい。
けれども男の人だって、それなりにさびしかろう。
気が付いたら、うら若き女性がいなくなってて退去5分前。
さびしくなかったらウソだ。
しかもその間、あの旧5-1教室で消灯前のセックス音声を聴いて過ごすんだ。
セックス音声の間もときどき、ゴソゴソッと放送中断して男児奴隷への警告入れるから怖いのなんの。
初めて聴いたら、むちゃくちゃ怖いぞ。
蚊が出ないのはありがたいけど、でもそれってどっかに熱源があるからそっちへ行ってるだけだし。
おれはときどき、思うんだ。
もし、体が入れ替わってる間に、旧5-1教室からおれが連れ出されていたなら。
アラームが鳴ってからも、おれは異次元で大人の男の人として生きられるんじゃないかって。

※あとがき
先日投稿しました文中の、激安オナクラのコンセプトをイメージして創りました。
願望告白4と違って、実現の可能性は大変高いと存じます。
頼もしい風俗開業アニキの目に留まって、実現したら嬉しいなと思います。
激安なだけに、オールナイトで本当に宿所として利用するお客様がおられたりして…。
女性従業員も殆ど不要です。
受付補助が1名以上いる、というだけで運営可能になります。
設備も少なくて済むから、ネカフェより数段ローコストなのは確実です。
新手のオナクラとして、全国で皆様にご愛顧いただければ&利用できる日が来れば嬉しく存じます。



「女教師の奴隷延長」

涼太の元担任、女教師の加奈(24)は臨海宿舎で夜の見回りをしていた。
非常灯の白い光が灯る廊下に、懐中電灯を照らしながらの夜回り。
右手には、護身用の棒を提げてる。
棒と言ってもそれは本物の乗馬鞭の一つで、「Riding Cane」と呼ばれる外国製の鞭だった。

-Riding Cane…全然撓らないじゃない。
なのに、あんな音が鳴ってたんだ。
この乗馬鞭で、涼太をあんなにたくさん撲(ぶ)ってたなんて…。

女子トイレの前へ来た加奈は、そこで涼太と一年越しの再会を果たす。

-ひどいっ、こんな…あっ、涼太くん見ないでっ!

加奈はいたたまれなくなり、夜の臨海学舎に足音を木霊させた。
懐中電灯の先の大きな光輪の中に浮かび上がった涼太は、鞭肌だった。
硬い鞭で手加減なしに撲たれていたはずの鞭痕が、涼太の肌一面に隙間なく残っていた。
縞々模様になった涼太の肌は、早くも蚯蚓腫れが引き始めている。
その代りに、打撲傷でしかない薄っすらした痣が無数に浮き出ている。

-涼太、何千回、ううん、何万回、いろんな鞭で叩かれてたんだっ…

涼太の顔にはまた別の痣がたくさん見られた。
なかには、痣の上からでもわかる赤い腫れが5つ6つあった。
蚊が一箇所に集まるような熱源もなく、防虫スプレーの一つも使ってもらえないはずの涼太。
涼太が、今夜だけでもこの女子トイレでどれだけ蚊に苛まれたか…。
加奈には、見当もつかない。

-ビキビキにボッキして…あの大きなシミ…涼太、あれから何回射精させてもらえたんだろう。

涼太は五年生の夏、一人だけ臨海学舎から帰れなかった。
加奈が涼太の黒いランドセルに、こっそり生脱ぎパンティを忍ばせたせいだった。
五年生になって、ぐんぐんと背が伸び始めた涼太。
加奈はあろうことか、去年は6月の初め頃からこの教え子に片想いをしていた。
せめて、涼太の性の芽生えの思い出を作りたかった。
でも、涼太のランドセルから女のパンツが出て来たのは、涼太が家に帰ってからじゃなかった。
臨海学舎の、最終日の朝だった。
運悪く、涼太はランドセルのナスカンに下がったナップ袋をブッチャケた。
なぜか知らないが、どうやら新しいハンカチを取り出したかったようなのだ。
そして、見慣れぬはずの布きれを右手に持って振った。
力いっぱい、勢い良く、それを広げた。
涼太とペアを組んでいた女の子が、加奈の小汚いパンティを一目見て「きゃーーー!」と叫んだ。

-涼太、1年満了させたくなくなっちゃった。明々後日の晩、わたしのお尻をさわらせる。

涼太は加奈の胸三寸で、「鞭肌の六年生」になれなくなった。
引き続き、「鞭肌の男児奴隷」の日々が続く事など知る由もない。

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-ウッグゥオオオオーーーッッッ!!!!

4日後の昼前、射精禁止の期間を1日残して女子奉仕が満了になる。
本当はもう、砕けたも同然の夢。
黒猫褌からお古の体操服に着替えたらすぐ、男子トイレへ駆け込む。
本当はもう、絶対叶わない夢でしかない。
射精禁止2週間目の夜の底で、涼太は加奈の誘惑に耐えていた。
加奈はスケスケのラッシュガードにヒモ水着という、扇情的な出で立ちだった。
涼太は顔真っ赤で息も絶え絶えだ。

-ぜったい、にんげんにもどる!!!

「粗相したら、いくらでも延長になる」と残酷なウソで躾られた涼太。

-今年、みんなといっしょに帰る!!!

涼太の脳裏に浮かぶ、とても懐かしい「みんな(女御様たちと男御様たち)」の顔。
ふと性衝動が途絶えた間隙に睡魔を捕らえて、涼太はグースーグースーと荒っぽくも可愛い寝息を立てはじめた。