Femdom Japan〜下僕オスとその役割について

作者 真緒様

FJでは奴隷身分に当たる男性会員『下僕オス』。彼らは自らの意志で入会した人である。基本的に男性はオスと呼ばれ人間扱いされないと以前語ったが、彼らは家畜人ヤプーの奴隷のように半人権は認められている。

すなわち、女性会員やスタッフの要望に応えるため質の良い働きを求められるが、それに必要な食事や休息はきちんと保障されている。

下僕オスを酷使した女性スタッフは、反対に減給などのペナルティが課せられる。

(過去にこのようなペナルティを受けたスタッフはいないが)

女性会員が来店された時、彼らは出入り口で一斉に土下座し女性会員を出迎える。

ここで挨拶や土下座が良く無いと女性スタッフに鞭うたれる。主な挨拶は次のようなものがある。

「高貴なる田中真緒様、本日はFemdom Japanにお越しいただきましてありがとうございます。卑しいわたくしどもを使って存分にお楽しみくださいませ。」

女性会員の名前をスタッフより確認し、フルネームでお呼びして挨拶する。これが下僕オスの作法の一つだ。

下僕オスの役割はさまざまである。施設案内や荷物運び、人間椅子やテーブル。女性会員の話相手をしたり、楽しませるための芸を披露することもある。喫煙ルームにて人間灰皿をしたり、女性会員の馬になることもある。
女性会員は、下僕オスの働きが気にいらなければクレームを付けることができる。別の下僕オスに交代させたり、屈辱的な呼び名を付けたり、公開懲罰を与えたりなどペナルティはいろいろある。クレームが大きくなればいけにえオスに降格される可能性もあるため、ほとんどの下僕オスは真剣に女性会員に仕えている。

反対に働きが良ければ、月数万円の会費が減額されたり免除されたりするケースもある。
また、女性会員が気にいった下僕オスに対し奴隷契約を結ぶことも可能である。この会にて男奴隷を手に入れた女性会員は過去にいる。


これは下僕オスを利用した女性会員、山田ティナさん(24)の声。

ティナ:「最近、ストレスがたまっていていい解消法ないかなって思っていました。友人にこちらを紹介されて、最終的にはいけにえオスをリンチしてうっぷんは晴らせました。その時に、下僕オスという人…でいいのかな? その人たちが親切でしてね。重い荷物を持ってくれるし、愚痴も嫌な顔せず聞いてくれたわ。普通の男の人なら確実に途中で嫌になる内容も、全部受け止めてくれたから頭もすっきりしました。ドリンクもすぐ持ってきてくれたし、マッサージもうまかったです。こういう男の人がもっといれば、女性ももう少し楽に生きられるのにと思いましたね。ゲテモノみたいな気持ちの悪いいけにえオスと同レベルの男は減ってほしいですが。」

「名前は…たしか『ケイジ』と言ったわね。私とあまり変わらない25歳だったけど、しっかりしていました。無茶なお願い聞いてくれてありがとうございます、と伝えていただければと思います。」


ティナは以下のサービスを受けた。

・重量のある仕事道具を持ってもらった
・ドリンクをとってきてもらった(数回)
・女いじめを好む男についての愚痴を聞いてもらった(普通の男性が聞いたら不快感を露わにしそうな内容)
・足に疲労がたまっており、それを回復するマッサージを受けてもらった

女性会員に対し、対応する下僕オスは毎回変わる。一人とは限らず、複数で対応することもある。今回ティナに対応した「ケイジ」は評価を認められ、3ヶ月間会費を免除され、よい食べ物を恵んでもらったそうだ。よい働きには褒美を与えることにより、下僕オスのモチベーションを高める。下僕オスの存在価値は彼ら自身の働きの良しあしによって上下する。

とはいえ、中には素行不良の下僕オスも時に出てくる。それはまた別の機会に。

続く