スレイブ
 池袋「スレイブ」が出来たのは1993年だったろうか、すでに消滅して5年以上・・・いえもう10年近いですか・・
「素人の女王様に遭える」というキャッチで登場した会員制サークルでしたが設立当時から様々な問題を抱えていたように思われます。
 当初60名位の登録数だった女王様も増えていき左の広告では180名となっていますが、なぜかリストに登録されている中にはNGの方が多かったりしました。
 しかも登録料・紹介料そして実際のお相手に渡す交際料と結構出費がかさみます。そして素人とは言えない女性も多く登録されていたように思います。(確かにSMは素人でしたが・・)
ここに当時の週刊誌に載った記事があるので紹介します。
 「女王様」の8割は現役OL・・・
「特に多いのは都銀や大手商社、それに有名デパートやセネコンのOLです。接客業が多いですね。会社で礼儀正しくしている反動なのかもしれません」(経営者K氏)
 システムは登録した女性の写真と年齢、スリーサイズや希望するプレーとプレーに対する謝礼金額なども掲載したアルバムを作り、男性会員がそのアルバムを見て気に入った女王様を紹介してもらうというもの。
見せは男性会員から紹介料だけを受け取り、あとは自由にプレーや交際をすることができる。たいていの男性会員はお気に入りの女王様に巡り合うまで何度も紹介を希望し1日平均7〜8人が事務所を訪れる・・・
 
以下はある週刊誌で紹介された女性会員の言葉です。
-上場商社の総務部に勤務するOL26歳
 彼女は、たまたま好奇心からSM雑誌を読んで「スレイブ」の広告を見つけたのが入会のきっかけという。
「登録したのは3年前です。単調すぎる毎日にウンザリしていたので、少しでも刺激のある生活がしたいと考えていました。もちろん、お小遣いが欲しいという気持ちがあったのも確かです。給料は手取りで15万円くらいなので生活はできても遊ぶ余裕はありません。マゾ男を虐めて御礼をもらえるから「女王様」は趣味と実益を兼ねたアフター5というわけです」
 彼女の言う趣味という意味はこうだ。
「上司くらいの40代男性を相手にしている時が一番幸せです。プレー中だけマゾ男に上司の名前を付け、その名を呼び捨てで呼んで、シャワーも浴びていない身体を隅々まで舐めさせたり、縛り上げてハイヒールで踏みつけたりする瞬間の征服感がたまらないのね。特に会社で嫌なことがあった日などは、口調もプレーもきつくなります。ストレス発散になるんです」


-大手電機メーカー勤務 24歳 OL
かねてから上司である部長が大の苦手だった・・・
「その憎しみが、あいつとSMしたいという気持ちに変化していきました。私の前で裸でひれ伏せさせて、全身をマッサージさせたり、爪の手入れなどさせたい、と思うようになったのです・・・