一枚のマゾ絵からストーリを膨らませてお届けするワンショット物語です。

その45 嬲られ隊 派遣1
 
 嬲られ隊に入隊し、半年後にようやく召使奴隷と奉仕奴隷のライセンスを手に入れた道雄はその3日後に初めての派遣要請をもらった。
 沙織様という31歳のS女性様で胸を高らなせて、指定のホテルに向った。
 ラウンジで待っているとニーハイブーツを履いた細身の女性が声をかけてきた。
「67番の方ですよね?」
「はい・・沙織様ですか?」
「ええ・・」
 そう言うと私の全身を見てクスッと笑った。
「あら、ゴメンなさいね。あのプロフィール写真の恥かしい格好を思い出しちゃって・・・」
「あ・・いえ・・すいません・・」
何故か謝ってしまう・・道雄
「部屋はもうここに取ってあるの。行きましょうか?」
「はい・・・」
ドアを開けるとすぐに・・・・
「わたくしめはこちらで脱がさせて戴きます」
「そう・・・・じゃあ中で待ってるわね」
急いで裸になり、いつでも拘束できるように手枷・足枷を自分で嵌めた。股間にはパンツ式の貞操帯が装着されていた。もちろんこれはご依頼S女性様の希望によって付けられたものだった。
 裸になると嬲られ隊と書かれた首輪がよく目立つ。 四つん這いで、彼女が腰掛けている椅子の足下に跪き、挨拶を始める。
「沙織様、本日は嬲られ隊のご用命ありがとうございます。沙織様にお楽しみ戴けますように精一杯御仕えさせて戴きます。どうぞ、ご存分にお楽しみ下さいませ」
 床に頭を擦り付けて土下座をする道雄の頭を当然のようにブーツで踏みつける沙織様。
「明日の朝まで時間は長いわよ、せいぜい私を不愉快にさせないように気をつける事ね!」
「はい・・沙織様・・」
 彼女はまず道雄の顔を持ち上げると、思い切りビンタをした。さらに蹴り飛ばして四つん這いにさせ尻を高く上げさせて、鞭を数発食らわせた。
「ひぃ〜・・・・」 
たまらず悲鳴をあげる道雄に・・
「まずは、お前の身分を教えてあげたのよ。お礼は?」
「・・はい・・沙織様・・・身分を分らせて戴き・・ありがとうございます」
 その後、全身マッサージを命じられて1時間以上も沙織様の体のマッサージをする。少しでも加減が気に入らなかった場合にはすぐに鞭が飛んできた。
 そしてブーツや洋服を脱がすように言われ
「お前は奉仕奴隷のライセンスを持っているのよね、それを見せてもらおうかしら。まずはここから」
 足の裏への舌奉仕を命じた沙織様は、その舌の動きを試したのだった。片足30分以上も足裏、足指舐めをさせた後・・
「よし、いいわ。ブーツをもう一度履かせなさい!」
下半身裸のまま、ブーツだけを履き、椅子に座った彼女は道雄に手のひらを、椅子の足の下に入れるように命じた。
 そしてその上に座った沙織の体重が手の平にかかってくる、
「ああ〜・・・・」
「ほら、奴隷、その状態で私のここに奉仕なさい!」
 顔を秘部に近づけて舌を伸ばす道雄・・まるで犬のような体勢での御奉仕である。
「私はこの格好が大好きなの、良いって言うまで絶対に舌を休めるんじゃないよ。お前の身分はよく分っているわよね。お前はただ舌を動かせて私を楽しませる道具でしかないのよ。くれぐれも変な気を起してここを膨らませるんじゃないわよ。もし舌の動きが鈍ったりしてきたら・・・」
 沙織は彼の背中にニーハイブーツのヒールを立てて力を入れた。
「いっ〜・・痛い!!・・・」
 元から奉仕奴隷のライセンスしかもたない道雄は痛みにさほど強くなかった。

「さーて、お前はどのくらいもつのかしら、前の嬲られ隊はたった2時間で動けなくなったから、赤点を付けてやったのよ、そしたら直ぐにお払い箱なんですってねぇ、ふふふ、嬲られ隊って厳しいのね?」
その言葉を聞いて道雄は身震いした。せっかく苦労して手に入れた嬲られ隊I員の資格は彼女の一言によって、全て奪われてしまうと思ったからだ。
「でも、しょうがないわよねぇ、使えない道具は捨てるか交換するかしかないものねぇ〜。うふふふ・・・後でお前に相応しい場所も舐めさせてあげるからね!」

嬲られ隊の身分とは御女性様のお慈悲によって維持されるいくものだと彼は悟ったのだった。

脚虜
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