一枚のマゾ絵からストーリを膨らませてお届けするワンショット物語です。

その62 牡奴隷馬販売所
 32歳のセレブ夫人、竹内芳恵は新しい牡奴隷馬を購入するために牡奴隷馬販売所を訪れていた。
 1匹の馬の試乗を終えて戻って来て降りると。
「奥様、如何でした?395号の乗り心地は?」
「そうねえ、悪くはないわね。これ」
「あら、泣いてますわ。こいつ」
「ええ、私は牡奴隷に膝パッドなんて使わせない主義なんで、途中から泣き出したみたい」
「どうも、すいません奥様。おい、395号分かってるわね!」
 長く鋭い乗馬鞭を持った、販売所のトレーナー沢田明菜が奴隷馬の体を強かに鞭打った。
「バシ!バシ!、バシ!」
「ひぃ〜!!もうひわへごわいわへ〜ン」
 ハミを噛まされている牡奴隷はうまく喋る事さえできない。
 彼女は痛みに弱い部分を狙い撃ちする。
「バシ!バシ!、バシ!」
「ひぃ〜!!!おひゅるひを〜!!あひぃ!!
「このぐらいの事で泣くなんて、この駄馬!!」
「あひぃぃぃぃ〜!!」
「お前の鳴き声はヒヒーンだろ!このマヌケ!」
「ひぃぃ・・ヒヒーン!!」
「よく泣く奴隷馬ねえ?こいつ」
「「ええ、実はこいつ私は昔勤めていた会社の上司だったんですよ。その時セクハラされまして・・・結局こいつはいろいろあって牡奴隷に落とされて、運良く私の所に行き着いたので」
「あら、運悪くじゃないの?おほほほ・・」
「まあ、奥様ったら。うふふ」
「じゃあ、私が買ったらダメね。貴女の楽しみがなくなるものねぇ?」
「いいえ、奥様。ぜひ、ご購入下さい。奥様のような厳しい方にぜひ購入して戴きたいんです。それに私は調教という名目でもう半年間たっぷり虐め抜きましたから」
 「あら、そう、それじゃあ、もう一度試乗させてもらおうかしら。その話を聞いたからにはもう、芝コースなんかじゃなく、砂利コースと針コースも試させてもらうわ。それと、拍車も付けさせてもらおうかな?」
「ええ、ありがとうございます。奥様、じっくりとお楽しみ下さい。途中で粗相があったら高熱鉄板コースを走らせますから」
「あら、それは楽しみねえ、うふふ、どんな声で泣くのかしらこいつ!ふふふ」
「おい、牡奴隷!ご試乗戴く奥様に土下座して心を込めて御礼をお言い!」
「おくひゃは。ふぁひふぁふぉうほじゃいまふ・・・」
「ろくにお礼も言えないのか、お前は。この能無し駄馬め!!」
 明菜は395号の頭が地面に埋まるほどの勢いで頭を踏み付けた。
「ひぃ〜!!」
その後、竹内芳恵に徹底的に嬲られて大声で泣きながら彼女に許しを請う395号の姿が販売所の大型スクリーンに映し出され、訪れていた女性客達は大笑いをしていた。
「お許し下さい〜・・どうか・・どうか・・お許し下さいませ〜奥様〜」
そう言っているようだったが、聞いている人間には馬の嘶きにしか聞こえていなかった。

臭いハイソとパンプスで変態を踏みにじるコーヒーレディ
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