一枚のマゾ絵からストーリを膨らませてお届けするワンショット物語です。

その76 スレイブクラブ
 松尾絵里奈は仕事上のトラブルで相手先との関係でストレスを抱えていたので、行きつけのスレイブクラブでそのストレスを発散しようと来店した。
 女性客のみ入れるこのクラブは牡奴隷が接客するというものであるが、来店する女性はその牡奴隷を虐めて楽しんだり、その体を嬲ってストレス解消をしたりするのである。
 絵里奈は新人の牡奴隷を選び指名した。
 金属の貞操帯と手枷・足枷のみを身に付けた牡奴隷が目の前に跪き、額を床につけて挨拶をする。
「ご・・御指名・・戴き・・あ・・ありがとうございます・・・当店の牡奴隷・・クズオで・・ございます・・・」
 慣れない挨拶で声も震えていた・・・そんな新人を嬲るのが絵里奈の楽しみ方なのだった。
「挨拶もまともにできないの?お前!。チェンジしようかしら?」
「お・・お許し下さいませ・・どうか・・・・お許しを・・・」
 震えながら足下に土下座する牡奴隷の頭を踏み付け・・
「そうよね、チェンジされた奴隷がどんな目にあうか、お前も分かってるわよね?」
 指名されてチェンジされた奴隷は、店の中央に逆さ吊りにされ、ブルウィップで全身を打たれて悲鳴を上げさせられる・・それがこのクラブのショーのひとつにもなっている。
「お・・お願いでございます・・・どうかこのままわたくしめを別室でお甚振り下さいませ・・どうか・・」
このクラブでは指名した奴隷を別室に連れて行き、気が済むまで虐める事ができるのだった。
「ふふ・・そんなに虐めて欲しいの?わたしに?」
「はい・・・どうか・・・女御主人様がご満足戴くまでお弄り下さいませ・・・・」
「わたしが満足するまでね・・そう言ったわよね?」
「は・・はい・・・」
「よし、部屋へお行き!」
「あ・・ありがとうございます・・女御主人様・・・」
 安堵した奴隷だったが、個室で絵里奈の虐めに大声で泣き叫ぶ事になる。
 拘束され乳首を捻り上げられて、許しを請う奴隷の顔を見ながら、”まだ満足してしてないよ、奴隷”の一言に何度もむせび泣く牡奴隷。鞭でさんざん嬲られ、タバコの火を押し付けられても御礼を言う事しか許されない奴隷・・・
そして蹴りや踏み付けでストレスを解消する絵里奈の顔には快楽の表情が見えていた。
「まだまだ許さないよ、徹底的に虐めてあげるからね、牡奴隷!」
 奴隷の鼻に着けた鼻輪の鎖を思い切り引き上げながらそう叫ぶのだった。

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