その3
「クズ奴隷、もうひとつお前にお似合いのアクセサリーを取り付けてあげようね?」
彼女はそう言ってバッグの中から小さな瓶を取り出し、ガーゼにそれを染み込ませると・・
「顔をここに!」
私が恐る恐る顔を彼女の」前に差し出すとそのガーゼを鼻の中に入れ鼻壁に塗りこんだ。
そしてバッグから小型のペンチのような物を取り出して素早く私の鼻に入れ、鼻壁を手前に伸ばしてそれを抓んだのだった。
あまりの手早さに私は何が起こるか分からなかったが、彼女がニヤリとしてそのペンチのような物を力強く握った瞬間、ブチッという音がして私の目の前が真っ暗になった。
次の瞬間、鼻から流れ落ちるおびただしい血と激痛でようやく私は自分の鼻壁に穴を開けられた事が分かったのだった。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ〜・・・・」
私は頭を振って逃げようとしたが彼女に抓まれた鼻のおかげで全く動けなかった。
「ふふ、暴れるんじゃないわよ、これ位の事で!お前を立派な奴隷にしてあげるためにやってあげてるんでしょう?」
「あああ・・あんまりです・・・こんな・・・こんな事・・・・・」
「あら、お前は私の奴隷になりたかったんでしょう?だったら鼻輪を付けられる位覚悟してたんじゃないの?」
利奈はペンチのような物を抜くと、素早く止血液を塗ったガーゼで鼻壁を押さえて血を止めた。彼女が看護学校へ行っていた事を思い出し、その素早い処置に少し安心した。
「ほら、奴隷。お前の汚い血が床に付いちゃったじゃないの、その汚い服で拭きなさいよ」
私が今まで来ていた服でその血を拭き取るように言われ、躊躇しているとお腹を蹴り飛ばされた。
「さっさとやりなさい、ウスノロ!」
「は・・はい・・女御主人様・・ただ今・・・」
シャツでその血を一生懸命拭き取り、それをどこに置こうかと悩んでいると・・
「ゴミ箱に捨てるのよ、マ・ヌ・ケ!」
「えっ・・・は、はい・・・・」
「本当にお前は頭の悪い使えない奴隷だね?」
そう言って私に近づくと鼻壁に鎖の付いたリングを取り付けた。
「今からバカな奴隷のために教えてあげるね・・くくく・・・まずお前はさっき”こんな事あんまりです”って言ったわよねぇ」
「・・・は・・・はい・・」
彼女は私の体をサンダルで押し出しながら鼻輪の鎖を引いた。
「ああ、ひぃぃぃぃ〜・・痛いぃ〜・・・・」
「お前の体は誰の物だったっけ?」
「ひぃ〜・・・・利奈様・・・いえ女御主人様のものですぅ〜」
「ふふ、分かってるじゃないの。だったら”こんな事”だなんて言う訳ないわよねぇ・・くくく・・」
「はい・・申し訳ございませんでした・・・女御主人様・・」
「次にお前には洋服なんて必要なんだっけ?」
そう言ってまた鼻輪を引く
「ひぃ〜・・・・あああ・・痛い〜・・・」
私は大声で叫ぶ。
「わたし・・・私には・・・何も所有する権利は・・ございません」
「そうねえ、何で?」
「あああ・・痛い〜・・・もう・・お許しを!!」
「聞いてる事に答えるのよ、クズ!」
「うう・・私は・・私は利奈様の・・奴隷・・奴隷だからですぅ!」
「うん?誰の奴隷ですって?」
「ああああ・・お願いですぅ・・・もう・・・もう!・・」
私の顔からは涙がボロボロとこぼれ落ちていた。
「聞こえなかったのよ、誰の奴隷ですって?」
意地悪く私に聞き返す利奈。
「利奈様・・・・広瀬利奈様・・・・私は広瀬利奈様の奴隷ですぅ!!」
「そう、ようやく分かったわ。お前は私の奴隷なのね、間違いないわよね?」
「は・・はい・・・・間違いありません」
私は20歳以上も年下の、この天使の様な美しい顔を持つ女性に完全に脅えていた。
同時にこの時、彼女に対して無条件降伏をしたと自ら悟ったのだった。
ようやく鎖を緩めてくれた彼女に対して、本当に感謝の気持ちを抱き、無意識に足下に跪いて御礼を言っていた。
「ご、女御主人様・・・このバカな奴隷にいろいろお教え戴いて、ありがとうございます。本当にありがとうございます。これから、一生懸命にお仕え致しますので・・・・どうか・・どうか・・・・」
足下で這いつくばる私を彼女は満足げに見下ろしていた。
「それじゃあ、立派な奴隷になるように私が鍛えてあげるね」
「はい・・女御主人様・・ありがとうございます」
「よし、部屋の真ん中で正座しなさい」
「はい・・・女御主人様」
「頭を少し前に下げて・・そう」
 そう言って彼女は私の首に跨ったのだった。
 そして頭を上げるように言われて、彼女は私の背中の方に足を廻して、ちょうど肩車をする格好になったのだった。
ただ、私の顔の前は彼女のスカートで視界は遮られていて、彼女の足に手で触れる事は許されないため不安定な形であった。
「私を落とさないようにその場で立ったり座ったりを繰り返すのよ。もし私を落としたら、その体に焼きゴテを当ててあげるからね。ふふ熱いわよ、きっと」
 その言葉を聞いて私の体は震えた。
 いつの間にか彼女の手には乗馬鞭が握られていた。
 私はバランスを崩さないようにゆっくりと立ち上がりそして、ゆっくりと膝を付いた。数回繰り返しただけで膝が真っ赤になり体力が異様に消耗した。
「ふん、ノロマ!もっと早くできないの!」
利奈が鞭で私の体を打ち始めた。
「はい・・女御主人様」
 私は疲労した体を何とか動かして、また立ち上がった。そしてまた座ろうと膝を曲げた瞬間”止まれ”と頭の上で声がした。
膝を曲げた中腰の一番キツイ状態で止められたのだった。
「私がいいって言うまでそのままよ。奴隷、分かってるでしょうね!」
「う、はい・・女御主人様」
少し立つと体に力が入りブルブルと震えてくる・・・
「ううっ!・・・」
 何とか拳を握り締めて耐える私・・・彼女の”良し”という言葉を心待ちにする。
しかしいっこうにその言葉は聞かれない。
すでに限界を迎えて体から汗が噴出してくる。
「あああ・・・女御主人様!!」
「ふふふ・・どう、辛い?」
「うう・・お許しを・・」
「気合を入れてあげようねぇ」
 鞭が体に打ちつけられる・・
「ああああ・・・・」
「こういう時は、何て言うんだっけ?」
「ああああ・・ありがとうございます・・女御主人様」
「ふふ、ほら、奴隷!どうした、マゾの変態のくせに、本当は嬉しいんだろう?もっと虐めて下さいって言ってみなよ」
「あああ・・・お願いです・・お許しを・・・」
「言葉が違うだろう、マゾブタ!」
「あひぃ〜・・・・・お、お願いです・・・女御主人様・・・もっと・・もっと虐めて・・下さい・・」
「ふん、この変態め、絶対に許さないからね!!」
「あああああ・・・女御主人様!!!」
続く
メイド脚責め
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